初めての海外~後編~
続きです。
5日目
5日目と6日目は、マニラから車で2時間ぐらいでしたかねぇ…Los Baños という町で過ごします。
昼食は世界的なハンバーガーチェーン・M。
今更ですが、フィリピンはスーパーやホテル、こういったファストフード店にも警備員がいます。荷物検査をされることも多いです。日本もこういった警備員を置くことで、治安が良くなり、モンスターカスタマーはいなくなるのではないかと思いました。
目的地に着きました。この日から2泊する場所は、大学の宿舎のようなところです。トイレには虫がいたり、シャワーはお湯が出なかったりと修行な案件が多数ありましたが、一つだけマニラにはなかったものが、「繋がるWi-Fi」です。インターネットができる喜びを感じました。
広大な大学内を歩きました。
文字じゃ伝わらないでしょうが、とにかく毎日暑いのです。そのうえ部屋には冷蔵庫というものがないので、冷たい飲み物は食事時か買った瞬間でしか飲めません。
キャンパスの外まで行くと、商店がありました。冷えた水を買います。
「至高」 この言葉しかありません。極論、飲み物は冷やせば何でもおいしいし、料理は温めれば何でもおいしいということに気づきました。この旅行中、洗濯は手洗いでできて、TVはまったく見なくて不自由しませんでしたが、冷蔵庫だけは別格ですよ。必須です。三種の神器でリーダーは冷蔵庫です。
さて、この日の夕食は、一風変わった場所にあります。
多少揺れましたが、シャレオツでございます。料理も美味しかったです。
6日目
この日は、まず稲の研究所に行きました。英語を「読む」ことはできますので、展示物も楽しめました。
この次は、温泉に行きました。温泉と言っても、見た目も入った感じもプールです。以下、プールとします。
私は泳げないですけど、入るだけでバカンス感が出ました。
現地の子供たちとも戯れましたね。
灼熱のなか数時間外に出たので、日焼け止め塗っていても焼けました。ただ、日焼け止め効果なのか「痛い」ということはなかったので、毎日塗って正解でしたね。
夕方までは、部屋でゆっくりしました。この日はプロ野球開幕の日、時差とWi-Fiのおかげで、3イニングぐらい見れました。
夕食は、現地の方の家でご馳走になりました。
7日目
実質最終日です。マニラに戻ります。
大きなモールで買い物をしました。お土産もここで初めて買いましたかね。
日本よりは物価が安いので、フィリピンらしいものもですが、日本だと高いものを買うことを目指しました。
向かった先は、化粧品売り場。入って10秒ぐらいで、美人な店員さんに話しかけられました。
私の顔に「財布」と書いてあったのでしょう。私でも半分ぐらいは意味の分かるレベルの英語で色々と商品を勧めてきました。
まずは風圧で産毛を抜くマシン。腕の毛を抜いてくれましたが、確かに良き。ただ荷物になるので、買いません。
続いては、何やら顔に塗るやつ。
「keep moisture?」
と聞くと、保湿クリームであることがわかりました。これも良き。かさばらないので購入です。
加えて、保湿クリームの後にするパックも勧められました。熱烈に押してきたので購入。帰国後使ってみましたが、確かにいいやつでした。
なぜかレジまで付き添ってくれました。並んでいる間、店員さんとはいえ、女の人と沈黙というのはつらいので、何を思ったのか、
「Can I use VISA?」
とわかりきったことを聞いてしましました。日本を出ても女の子苦手芸人に出れます。
それでもVISAで決済をしたあと、笑顔で「thank you」と言ってくれました。
お昼過ぎまで、そのモールにいました。ちなみに、この日の昼食は日本食でした。
ホテルで一休みしたのち、最後の晩餐へ向かいます。
フィリピンでは、アイスティーがよく出されました。ただ甘党の私でさえもアイスティーがやや甘すぎると感じました。
ホテルに戻ります。翌朝4時にホテルを出発するというスケジュールです。睡眠は諦め、この一週間、一向に強くなる気配のなかったトランプに勤しみました。
8日目
4時過ぎにホテルを出て、空港に着いたのが5時。それでも空港にはたくさんの人がいました。
出国手続きを終えても、まだ5時台。朝食を食べます。
某有名コーヒー店・Sです。私は衣食住の衣にしかお金をかけないので、ほぼ行ったことがなかったのですが、美味しかったですね。
往路と同じく香港経由です。眠かったので、耳のKOはあまり感じませんでした。
香港でも何か買っておこうと、紅茶を買いました。後日、クレジットの明細を見たら驚愕しました。香港ってわりと物価高いんですね。
香港を出発、4時間のフライトという名の苦行を耐え、1週間ぶりの日本です。
長かったようで、短かった1週間。初めての海外だったので、死ぬまで忘れない思い出になるでしょう。
もともと日本大好きで、海外志向は、あまりなかったですが、大学生のうちに、もう一度は海外に行きたいと思いました。
今回感じたことは、たくさんありますが、一番は英語の重要性です。日本語ができれば、生きてはいけるとは思いますが、日本語を話せる人は世界の70億のうちの1億ちょっと。2%もないと考えれば、やはり「これからの時代、英語は必須」というのは何も間違ってないと思いました。ちなみに、私が帰国後始めたことは、外国人選手のSNSをちゃんと読むことです。