好きな百合について
昨日の金曜ロードショーは、ミス・シャーロックでした。
HuluとHBOの共同制作で、世界19か国で放送されたドラマ。1話と2話観たら続きも観たくなりますよね。最終話まで観てこそ至高のなので、是非観て欲しい作品です。私もHuluを久し振りに再契約しました。
ミス・シャーロックは、「もしもシャーロックとワトソンが現代の東京にいて、二人が女性だったら…」という設定の物語です。
ちなみに私は、本家のシャーロック・ホームズを読んだことも観たこともありません。なので、劇中に散りばめられているらしいシャーロック・ホームズの世界観へのオマージュや小ネタは味わえないということになります。
なぜミス・シャーロックが好きかというと、シンプルにストーリーが面白いというのと、良質な百合があるということです。
百合は、アニメや漫画の方で描かれることが多い(勝手なイメージ)ので、アニメや漫画を一切と言っていいほど観ない私は、そこまで触れる機会がありません。
しかし、ドラマや映画においても、百合が軸ではないにせよ、百合を描く作品はあるので、今回は、私が好きな百合を3つ紹介します。
~コード・ブルー~
一番好きです。緋山は、3rd~劇場版で彼氏ができましたが、白石との不倫は許します。
1st、2ndのフェロー時代は、戦友・ライバルということもあり、同棲している3rdや劇場版ほどのイチャイチャは、そこまでありませんが、その中にもいい百合シーンはあります。
白石が傷ついたり、苦しんだりしているときは緋山がそっと寄り添う、その逆では白石が…という風なシーンが多いです。
白石が黒田先生の件で、病院を辞めようとしている時の緋山なりの励ましが私は好きなので、紹介します。
緋「言っとくけど、ここ辞めさせないよ。」
白「え?」
緋「私がつらいときに慰めてもらう相手が必要なの。面倒くさい患者を押し付ける相手や、くだらない恋バナを朝まで聞かせる相手もね。」
白「それ私?」
緋「全部あんたにしといてあげる」
この「しといてあげる」という言い方が、なんとも緋山らしくて、好きの極みです。このセリフでわかると思いますが、緋山は劇場版までずっとツンデレです。
3rdと劇場版は、尊いシーンが供給過多ですが、劇場版のめぐり愛でのシーンは、劇場で観て「ウォーーーーーーーーーッ」ってなりました。
白「寂しくなったら電話するね。私の話を聞いてもらうために。」
緋「辞めてよ、せっかく離れられるのに。」
…………
緋「電話の契約、通話が定額になるやつに変えとかなきゃ。」
(白石、照れ笑い)
この後に、緋山は立て続けに「あんたは私の親友だから。」というセリフで、白緋沼の住人に発作を起こさせてきます。
以上、二つだけ紹介しました。他にも白緋の名シーンはあります。社会人百合として白緋に勝るものが、現時点ではありません。
百合になるというのはネタバレになってしまいますが、百合を楽しみたいなら前もって知ってても悪くはないでしょう。
百合になるのは、5話からです。本格的に百合なので、完全な百合ドラマと言ってもいいと思うのですが、登場人物が全員狂ってる(観れば分かります)ので、若干、百合が入ってこない場面があります。
桜と杏の愛の深さを感じることができますので、お勧めです。
・谷村夕子(貫地谷しほり)×城野美姫(井上真央)~白ゆき姫殺人事件~
軸はミステリーで、貫地谷しほりさん演じる谷村夕子の登場シーンは、トータル10分ほどですが、非常に良質な百合です。
ある百合トラップのセリフがあり、私は観た後に気になったので調べて、「そういうことか」となり、百合を確信しました。しかし、事前にとある知識を入れといてもいいかもしれません。それは…
赤毛のアンにおいて、ダイアナ、ギルバートがアンにとってどういう存在であるか。
上記↑のことを、赤毛のアンがわからない人は、事前に調べたうえで観れば、優勝できます。赤毛のアンのWikipediaの登場人物のところを読めば十分でしょう。
もちろん、この知識を入れずに、私のように観た後に調べても楽しめます。
以上の3つが、ミス・シャーロック以外で私の好きな百合です。というか、これ以外に百合だと思う作品がたくさんは思いつきません。そもそも「奪い愛、夏」のような本格的な正真正銘の百合が日本のドラマや映画にあるんですかね…?
既知の作品で、他の人が百合だと思っているが、私が思っていないだけというのが多いかもしれません。まあ今回は、このへんで✋